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議会報(平成23年9月定例会の概要)
9月定例会は、9月27日に招集された。
知事提出議案は、放射能測定事業、津波対策推進事業、円高対策設備投資緊急促進事業、県産稲わら緊急確保対策事業にかかる経費などを計上した総額約80億円を増額する「一般会計補正予算」、「新潟県青少年健全育成条例の一部を改正する条例」など、35件であった。
代表質問、一般質問、連合委員会では、知事の政治姿勢、国際、新潟・福島豪雨災害、福祉・医療、産業政策、農林水産、交通政策、教育など県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会でも、活発な質疑が交わされた。
知事提出議案のうち、継続審査とされた平成22年度企業会計決算関係議案及び平成22年度普通会計決算議案7件のほかは、いずれも原案どおり可決、承認又は同意された。
議員提出発議案は、「新潟県議会議員給与条例の一部を改正する条例」、「私学助成に関する意見書」、「農業用及び索道用軽油に係る軽油引取税の免税措置の継続を求める意見書」、「拉致事件の早期解決を求める意見書」、「一日も早い復興のために日本経済の回復を求める意見書」、など12件が全会一致又は賛成多数で可決された。
請願・陳情は、6件が審査され、採択されたもの3件、不採択2件で、残り1件が継続審査とされた。
会期18日間にわたった9月定例会は10月14日に閉会した。