本文
平成23年12月定例会(絆づくり対策特別委員長報告)
平成23年12月定例会 絆づくり対策特別委員長報告(12月6日)
委員長 石塚 健
絆づくり対策特別委員会における9月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
本特別委員会は、11月24日に会議を開催し、少子高齢社会における社会参加活動促進の取組について調査を行いました。
最初に、福祉保健部長から高齢者の社会参加活動や生きがいづくり支援について、教育長から児童生徒や若者の社会参加活動について、それぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。
まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。
- 関係部局等と連携した高齢者の自立・自助に向けた支援の必要性について
- 子供の健全育成における学校と地域との連携の重要性について
- 異年齢間交流など子供会活動の子供の成長過程における効果について
- 子供に与える影響を踏まえた体験活動の積極的な推進の必要性について
- 少年団によるボランティア活動等に対する移動費用助成の必要性について
- 知識・経験が豊富な高齢者の積極的な社会参加に向けた取組強化の必要性について
- 地域活動に対する地域の特性に応じた支援検討の必要性について
- 特別支援学校における交流及び共同学習の環境整備の必要性について
- 老人クラブに関連して
- 時代に即した活動の在り方について
- 加入促進に向けた取組内容について
次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。
- 高齢社会対策については、孤立しがちな高齢者が増加しているので、新潟県人と人との絆づくり条例の理念を踏まえ家族の絆づくりに関する施策展開を検討すべきとの意見。
- 子供の地域活動への参加については、地域社会とのかかわりを深め、社会性をはぐくむために有効であるので、学校教育において意義を伝えるなど促進に向けた働きかけを行うべきとの意見。
以上をもって報告といたします。