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平成23年12月定例会(総務文教委員長報告)
平成23年12月定例会 総務文教委員長報告(12月22日)
委員長 桜井 甚一
総務文教委員会における付託案件等の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。
まず、知事政策局関係として
新潟州構想については、知事提案理由等で触れられているものの、いまだ正式に議会に提案がなく、具体的な議論ができないことから、現状における課題を明確にするなど十分な説明を行うべきとの意見。
次に、総務管理部関係として
県職員の人材育成に当たっては、職務内容の高度化により困難を克服する力が一層求められているので、知識や技術の習得のみならず、モチベーション向上にも配慮すべきとの意見。
次に、教育委員会関係として
給食用食材については、放射性物質による汚染の懸念から保護者に不安が生じているので、放射性物質が検出された食材不使用の徹底など安全性の確保に万全を期すべきとの意見。
以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。
請願第13号、第14号、第15号、陳情第30号及び継続中の請願平成23年第11号については、継続審査。
陳情第27号については、地方自治法に基づいた条例で支給されており、適切に執行されているため、陳情第28号については、すでに陳情の趣旨は、実行されているため、陳情第29号については、陳情内容が意味不明のため、それぞれ不採択。
残りの陳情第23号については、願意妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。
なお、採択された陳情は、知事及び教育委員会に送付すべきものと決しました。
また、本委員会として、「横田めぐみさんの一日も早い帰国を願い、拉致事件の解決を求める意見書」を発議することと決しました。
以上をもって、報告といたします。