本文
議会報(平成23年12月定例会の概要)
12月定例会は、12月6日に招集された。
知事提出議案は、東日本大震災復興事業、地域医療再生基金積立金、新潟県緊急雇用創出事業臨時特例基金事業、森林整備加速化・林業再生基金事業、河川災害復旧助成費・河川災害関連費・河川災害復旧関連緊急事業費にかかる経費などを計上した「一般会計補正予算」、「新潟県介護基盤緊急整備臨時特例基金条例の一部改正」など、23件であった。
代表質問、一般質問、連合委員会では、知事の政治姿勢、行財政、震災復興、防災、福祉・医療、農林水産、交通政策など県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、継続審査とされていた平成22年度企業会計決算関係議案6件及び平成22年度普通会計決算議案1件を含め、いずれも原案どおり可決又は認定された。
議員提出発議案は、「横田めぐみさんの一日も早い帰国を願い、拉致事件の解決を求める意見書」、「閣僚の行動規範の徹底化を求める決議」、「APECでのTPP交渉参加表明に抗議するとともに国民に対する十分な説明を求める意見書」、「サイバー攻撃への対処と情報保全対策の強化を求める意見書」、「放射性物質による汚染の検査・除染の徹底化を求める意見書」、「原子力発電所等の警備に関する意見書」、の6件が全会一致又は賛成多数で可決された。
請願・陳情は、15件が審査され、採択されたもの2件、不採択5件で、残り8件が継続審査とされた。
会期17日間にわたった12月定例会は12月22日に閉会した。