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平成24年2月定例会(絆づくり対策特別委員長報告)
平成24年2月定例会 絆づくり対策特別委員長報告(2月20日)
委員長 石塚 健
絆づくり対策特別委員会における12月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
本特別委員会は、2月10日に会議を開催し、青少年の健全育成に向けた取組について調査を行いました。
最初に、教育長から家庭や学校等における青少年の健全育成の取組について及び非行の防止及び犯罪から守る取組について、警察本部生活安全部長から非行の防止及び犯罪から守る取組について、それぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。
まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。
- 少年非行の防止に向けた学校と警察の連携の重要性について
- 高校中途退学者の再就学に向けた支援の必要性について
- 薬物乱用防止教室の実施拡大の必要性について
- インターネット上の有害情報に関する規制と青少年の情報リテラシーの向上に向けた取組強化の必要性について
- 子供の安全確保に向けた警察と市町村との不審者などの情報共有の必要性について
- 児童虐待防止に関連して
- 児童福祉司の増員の必要性について
- 安全確保に向けた重篤な虐待事案への行政の積極的な介入の必要性について
- 道徳教育に関連して
- 研修充実による教員の資質向上の必要性について
- 動物の飼育活動を通じた生命尊重教育推進の必要性について
次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。
- 家庭の教育力については、核家族化など社会環境の変化により低下が指摘されているものの、青少年の健全育成に重要な役割を果たすので、向上に向け行政によるさらなる支援の検討を行うべきとの意見。
- 県立高校における生徒指導については、各地域内で共通の課題があるので、地域の教育関係機関どうしの連携を深めることにより課題に対応できる体制づくりを検討すべきとの意見。
以上をもって報告といたします。