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議会報(平成24年6月定例会 正・副議長就任あいさつ)
議長 小川 和雄(おがわ かずお)
ただいま、歴史と伝統ある新潟県議会の第90代議長に就任し、その職責の重さに身の引き締まる思いであります。
昨年は、東日本大震災に始まり、本県においても、災害が頻発した年でありました。今年に入ってからも、豪雪災害、地滑り災害など災害が頻発しております。改めて、災害によりお亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方々の一日も早い復興をご祈念申し上げます。
さて、県政を取り巻く情勢は、少子高齢化対策、雇用対策、産業振興対策等々、喫緊(きっきん)に対処すべき課題が山積しております。これらに対してひとつずつ解決策を見出すために、県議会として精一杯努力して参りたいと考えております。
また、地方分権時代の到来により、地方の責任と判断で住民の負託に応えていくことが求められております。県民の期待に応えるためにも、議会活動として闊達(かったつ)な議論が行われるように努めて参りたいと考えております。
厳しい話題の多い昨今ではありますが、本年4月には実に36年ぶりに自然界でトキのヒナが誕生し、5月には無事に巣立ちを迎えるなど、明るい話題がありました。新潟県が将来に展望の持てる明るい社会となるよう、県政の諸課題に対して、執行部とも力を合わせながら、誠心意、議会運営に努めて参りますので、皆様の一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。
副議長 柄沢 正三(からさわ しょうぞう)
このたび、ご推挙いただき、副議長に就任をさせていただきました。
我が国を取り巻く内外の情勢が大きく変化する中、新潟県も現在、様々な課題が山積しております。それにしっかりと対応すべく、我が新潟県議会のさらなる活性化と拡充に向けて、議長を支え、副議長としての職責を全うすべく、誠心誠意努力して参る所存です。
今後とも、皆様の温かいご指導と、ご協力を心からお願い申し上げます。