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平成24年9月定例会(厚生環境委員長報告)
平成24年9月定例会 厚生環境委員長報告(9月28日)
委員長 皆川雄二
厚生環境委員会における付託案件の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。
まず、県民生活・環境部関係として
- トキの野生復帰については、放鳥や自然界でのひなの誕生による生息数の増加とともに生息範囲の広域化が見込まれるので、関係部局等と連携し、えさ場の確保や営巣木の保全などさらなる生息環境の整備に努めるべきとの意見。
- 中越大震災復興基金事業については、地域復興支援員設置支援など地域の再生や活性化に重要な役割を果たしているので、当初の事業期間終了を見据え継続実施が必要な事業の在り方を検討すべきとの意見。
次に、福祉保健部関係として
ドクターヘリについては、離島や中山間地域を抱える本県において重症救急患者の速やかな搬送が可能となるので、積雪時のランデブーポイントの確保など円滑な運用に万全を期すべきとの意見。
以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、各党とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。
継続中の陳情平成24年第13号については、提出者の撤回の申し出を承認。
継続中の請願平成23年第16号、継続中の陳情平成23年第32号、平成24年第3号及び第6号については、継続審査。
残りの陳情第14号及び第16号については、原発稼動の是非は、地元の意向を尊重しながら国が責任を持って判断すべきものであるため、それぞれ不採択とすべきものと決した次第であります。
以上をもって、報告といたします。