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平成24年9月定例会(第25号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003903 更新日:2019年1月17日更新

平成24年9月定例会で上程された発議案

MV-22オスプレイの配備及び低空飛行訓練の中止を求める意見書

第25号発議案

 MV-22オスプレイの配備及び低空飛行訓練の中止を求める意見書

上記議案を別紙のとおり提出します。

平成24年9月28日


提出者

小山 芳元、長部 登、竹島 良子
佐藤 浩雄、若月 仁

賛成者

青木 太一郎、松川 キヌヨ、米山 昇

新潟県議会議長 小川 和雄 様

MV-22オスプレイの配備及び低空飛行訓練の中止を求める意見書

 本年7月23日、米海兵隊の垂直離着陸輸送機「MV-22オスプレイ」12機が、米軍岩国基地に搬入された。10月に普天間基地に配備し、全国7ルートで低空飛行訓練を行うことが計画されており、本県上空も低空飛行訓練ルートに含まれているが、オスプレイは機体の構造に問題があると専門家から指摘されている。
 オスプレイについては、開発段階から事故が多発しており、30人以上が死亡している。最近では、本年4月にモロッコで、また6月に米国フロリダ州で墜落事故を起こしており、墜落の不安は払拭できていない。
 オスプレイの配備及び飛行訓練については、全国知事会が7月に「関係する自治体や住民が懸念している安全性について未だ確認できていない現状においては、受け入れることはできない」との内容を含む緊急決議を行っている。また、配備が計画されている沖縄県では、県知事の反対表明をはじめ、県議会や市町村議会における配備反対決議のほか、配備に反対する大規模な県民大会が開催されたところである。
 市街地の中心部に位置する普天間基地に墜落事故を繰り返すオスプレイを配備し、日本全国で低空飛行訓練を行うことは、日本国民の命を危険にさらすことになる。
 よって国会並びに政府におかれては、国民の安全・安心な生活を守るため、下記事項の実現に向けて早急に取り組まれるよう強く要望する。

  1. 普天間基地へのオスプレイ配備計画を中止すること。
  2. 日本全国7ルートで計画されている低空飛行訓練を中止すること。
    以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成24年9月28日

新潟県議会議長 小川 和雄

衆議院議長 横路 孝弘 様
参議院議長 平田 健二 様
内閣総理大臣 野田 佳彦 様
外務大臣 玄葉 光一郎 様
防衛大臣 森本 敏 様

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