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議会報(平成24年9月定例会の概要)
9月定例会は、9月11日に招集された。
開会日の冒頭、8月6日に逝去された佐藤莞爾議員に対する追悼演説、追悼決議が行われた。
会期中の知事提出議案は、新潟県消費者行政活性化基金事業、原子力防災対策費、拠点施設補強等整備費、太陽光発電設備建設事業、東区警察署(仮称)建築調査費に要する経費などを計上した、総額約215億1400万円を増額する「平成24年度新潟県一般会計補正予算」、「新潟県住宅の屋根雪対策条例の制定」など35件であった。
代表質問、一般質問、連合委員会では、知事の政治姿勢、行財政、福祉・医療、産業政策、観光振興、公共事業、教育、スポーツなど県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会でも、活発な質疑が交わされた。
知事提出議案のうち、継続審査とされた平成23年度企業会計決算関係議案及び平成23年度普通会計決算議案6件のほかは、いずれも原案どおり可決又は同意された。
議員提出発議案は、「新潟県歯科保健推進条例の一部を改正する条例」、「北朝鮮による日本人拉致事件の一刻も早い解決を求める意見書」、「2020年オリンピック競技大会及びパラリンピック競技大会の東京招致を支援する決議」、「尖閣諸島に係る領土の保全に関する意見書」など7件が全会一致又は賛成多数で可決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め18件が審査され、採択1件、不採択3件、保留1件、撤回承認1件で、残り12件が継続審査とされた。
会期18日間にわたった9月定例会は9月28日に閉会した。