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平成25年6月定例会(新産業・雇用対策特別委員長報告)
平成25年6月定例会 新産業・雇用対策特別委員長報告(6月19日)
委員長 岩村 良一
新産業・雇用対策特別委員会における2月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
本特別委員会は、5月28日に会議を開催し、成長分野における産業振興の取組について及び経済成長の基盤となる雇用拡大の取組について調査を行いました。
最初に、産業労働観光部長から成長分野における産業振興の取組等について、農林水産部長から新規就農者の確保・育成について、福祉保健部長から医療・介護分野における就業支援についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。
まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。
- 航空機産業への県内企業の参入促進に係る支援強化の必要性について
- 障害者の積極的な県職員採用について
- 新規創業に対する支援事業の重要性について
- 直売所における農産物の品質管理体制向上に向けた支援強化の必要性について
- 新規就農者の定着に向けたきめ細かな支援の必要性について
- 新規高卒者の就職率向上に向けた就職支援相談員の適切な配置の必要性について
- 医療クラークの活用による医師の負担軽減の必要性について
- 介護分野に関連して
- 人材不足の解消に向けた取組強化の必要性について
- 介護用ロボット技術の導入を見据えた医療機器の安全基準見直しの必要性について
次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。
植物工場については、新たな成長産業として期待されるので、立地に関する制度上の課題を整理し、ビジネスモデルを提案するなど、さらなる普及促進に努めるべきとの意見。
なお、本特別委員会は、去る5月21日から3日間にわたり、大阪府、京都府、三重県及び愛知県において農業の6次産業化の取組等について行政視察を実施したところであります。
以上をもって報告といたします。