ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

平成25年9月定例会(請願第3号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0004707 更新日:2019年1月17日更新

第3号 平成25年9月18日受理 総務文教委員会 付託

私学助成についての意見書提出に関する請願

請願者 新潟県私立中学高等学校協会 会長 武石文雄

紹介議員 小林林一君 西川洋吉君 渡辺惇夫君

(要旨)

 本県の私立中学高等学校は、各々建学の精神に立脚し、新しい時代に対応する特色ある教育を積極的に展開して本県の公教育の進展に寄与している。
 しかしながら、私立学校が時代や社会の要請に応じた新しい教育を実施するためには、これまで以上の経費を必要とするが、公立学校が高等学校まで無償化された中では私立学校の授業料の改定は甚だ難しい状況にある上、少子化の影響もあり、私立中学高等学校の経営は一段と厳しさが増している。
 わが国の公教育の将来を考えるとき、公私相俟っての教育体制が維持されてこそ、健全な発展が可能となり、個性化、多様化という時代の要請にも応え得るものと考える。そのためには、公立学校に比べて遙かに財政的基盤の脆弱な私立中学高等学校に対する助成措置を充実させることが必要である。
 このことは、各都道府県が所管する事項とはいうものの、わが国の将来の発展に密接不可分に関係する国民の教育の振興に関する事柄であり、私立中学高等学校に対する国の全面的な財政支援が求められるところである。
 ついては、貴議会において、国家百年の大計に立ち、教育基本法第8条の「私立学校教育の振興」を名実ともに確立するため、私立中学高等学校に対する私学助成に係る国庫補助制度が堅持され、より一層の充実が図られることを内容とした意見書を国に提出されたい。

平成25年9月定例会(請願・陳情)へ
新潟県議会のトップページへ