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平成25年9月定例会(厚生環境委員長報告)
平成25年9月定例会 厚生環境委員長報告(10月11日)
委員長 小林 一大
厚生環境委員会における付託案件等の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。
まず、県民生活・環境部関係として
東日本大震災の避難者支援については、避難生活のさらなる長期化が見込まれるので、交流拠点を運営する団体と連携するなど、避難者に寄り添った取組を引き続き行うべきとの意見。
次に、福祉保健部関係として
小児医療については、難病などに対応した高度な専門医療に加え、患者と家族を支援する環境整備が必要なので、長期入院による保護者の宿泊施設や院内学級などにも配慮した総合的な医療体制の充実を図るべきとの意見。
次に、病院局関係として
県立精神医療センターについては、病棟の一部休止が計画されているものの、精神医療の拠点として医療水準の確保が求められているので、急性期と慢性期の病棟機能の分化による医療体制の整備や訪問看護の充実などに一層努めるべきとの意見。
以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、各党・無所属委員とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。
継続中の請願平成23年第16号については、提出者の撤回の申し出を承認。
継続中の請願平成24年第6号、継続中の陳情平成23年第32号、平成24年第3号、第6号及び平成25年第4号については、継続審査。
陳情第10号については、防衛問題は国の専管事項であり、地方議会になじまないため、不採択。
残りの請願第5号については、願意妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。
なお、採択された請願は、知事に送付すべきものと決しました。
また、本委員会として、「国民健康保険の都道府県への移管に関する意見書」を発議することと決しました。
以上をもって、報告といたします。