本文
平成26年6月定例会(建設公安委員長報告)
平成26年6月定例会 建設公安委員長報告(7月11日)
委員長 皆川 雄二
建設公安委員会における付託案件の審査並びに調査の経過と結果について、御報告申し上げます。
まず、土木部関係として
公共土木施設の維持管理については、老朽化の進展によるコスト増大が見込まれる中、社会資本維持管理計画の着実な実施が求められるので、必要な財源の確保に向けて国に働きかけるべきとの意見。
次に、交通政策局関係として
- 離島航路の維持に当たっては、全国的に利用者数が減少するなど、厳しい経営環境にあるので、支援拡充に向け、同様の課題を抱える他県と連携し、国に働きかけるべきとの意見。
- 地域を支える重要な生活航路である寺泊・赤泊航路については、他の佐渡航路と比較し欠航率が高い状況にあるので、大型船導入に係る運航会社への支援など、安定運航に向けた効果的な方策を検討すべきとの意見。
以上が、審査並びに調査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、各党・無所属委員とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決または承認すべきものと決しました。
次に、陳情の審査結果について申し上げます。
継続中の陳情平成23年第31号については、継続審査。
陳情第3号については、すでに和解という司法決着がなされており、部材を引き渡す法的義務がないため、陳情第4号については、文章中の文言が意味不明のため、それぞれ不採択とすべきものと決した次第であります。
以上をもって、報告といたします。