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平成26年9月定例会(第25号発議案)
平成26年9月定例会で上程された発議案
北陸新幹線開業に係る利便性向上に関する決議
第25号発議案
北陸新幹線開業に係る利便性向上に関する決議
上記議案を別紙のとおり提出します。
平成26年10月10日
提出者
皆川 雄二、桜井 甚一、坂田 光子
宮崎 悦男、冨樫 一成、楡井 辰雄
佐藤 純、岩村 良一
賛成者 提出者を除き議員全員
新潟県議会議長 柄沢 正三 様
北陸新幹線開業に係る利便性向上に関する決議
北陸新幹線の長野・金沢間開業による交流人口の拡大や経済の活性化が大きく期待されていたにもかかわらず、速達タイプの「かがやき」が1本も本県に停車しないことが明らかとなり、地元関係者をはじめ県民は大きな衝撃を受けている。
これまで北陸新幹線開業に向けて積み重ねられてきた先人の苦労や、県をはじめとする関係者の努力が報われていないことは、誠に遺憾である。
今後は、「かがやき」の停車など、本県における利便性の向上を図るべく、さらに強く要望していくとともに、併せて、JR東日本、JR西日本、並行在来線会社及び北越急行と連携した交通ネットワークの利便性の確保と、開業により影響が懸念される上越新幹線の活性化や、更なる利便性向上に向けて最大限の努力を払わなければならない。
同時に、北陸新幹線の県内駅停車の拡大に向けては、何よりも本県に停車する必要性と停車することの意義や魅力を発信していくことが肝要であり、また、佐渡、トキ、ジオパーク、スキー場、酒、史跡、風景、海の幸や山の幸などの、本県が有する秀でた観光資源を積極的に発信するとともに、県と地元市町村をはじめ、関係者が一体となり観光客誘致等の本県の活性化を強力に進めていかなければならない。
よって本県議会は、北陸新幹線の開業に向けて交流人口の拡大と経済振興を図り、本県の交通ネットワークの更なる利便性の向上のため、全力で取り組むことを決意するものである。
以上、決議する。
平成26年10月10日
新潟県議会