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議会報(平成26年6月定例会の概要)
6月定例会は、6月25日に招集された。
開会日の冒頭、議員在職35年の三富佳一議員、議員在職15年の岩村良一議員ほか3議員に対する永年在職議員の表彰を決議し、議長から表彰状及び記念品が贈呈された。
会期中の知事提出議案は、悪性家畜伝染病危機管理対策強化補助金、戦略産業雇用創造プロジェクト事業に要する経費を計上した、総額約1億1,600万円を増額する「平成26年度新潟県一般会計補正予算」、「新潟県核燃料税条例の制定」など、27件であった。
代表質問、一般質問、連合委員会では、知事の政治姿勢、安定ヨウ素剤未調達問題、福祉・医療、原発など県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、いずれも原案どおり可決、承認又は同意された。
議員提出発議案は、「拉致事件の早期解決を求める意見書」、「拉致被害者等の支援の拡充を求める意見書」、「造血幹細胞移植の支援の充実を求める意見書」、「『手話言語法』制定を求める意見書」、「地域の実情に配慮した農業改革を求める意見書」の5件が全会一致又は賛成多数で可決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め19件が審査され、採択1件、不採択3件、保留1件、残り14件が継続審査とされた。
その後、中野議長、尾身副議長の辞任に伴う選挙が行われ、柄沢正三議員が議長に、早川吉秀議員が副議長に選任された。
また、議会運営委員会及び各常任委員会の委員及び正副委員長が選任されたほか、特別委員会の名称及び設置目的の変更が行われ、各特別委員会についても委員及び正副委員長が選任された。
会期17日間にわたった6月定例会は7月11日に閉会した。