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平成26年12月定例会(陳情第10号)
第10号 平成26年10月31日受理厚生環境委員会 付託
悪性腫瘍、通称(がん)の名称変更を求める意見書提出に関する陳情
陳情者 一輪のバラの会 代表 加藤克助
(要旨)
現在、日本人の死因の第一は通称(ガン)と言われている。最近、身近な人が乳がん、胃がん、白血病などを発症し、相次いで亡くなった。特に幼友達は白血病を発症し余命半年と告げられたが、2年と10カ月生き続けたが、今年10月に亡くなった。亡くなる間、妻も精神的ストレスから本人より半年前に脳内出血で亡くなった。
家族葬の為に、妻の亡くなった事を知らずに電話で本人の体調を確認した時、妻の死を私に話した際、本人は電話口で嗚咽をしていた。その時の幼友達の心中を思いだすと今でも涙がにじんでくる。
又、知人女性で半年前に乳がんと診断された女性は、毎年定期健診を受けていたにもかかわらず乳房摘出手術をした。この為大変な精神的ショックを受けたが、今は頑張って仕事に打ち込んでいる。
この様に病名を通称(ガン)と告知されると本人も、家族も精神的に負担が増し、通称(ガン)即難治性と思う為に、せめて病名を代える事が出来れば少しでも精神的負担が和らぐと思う。
例えば痴呆症は認知症に、精神分裂病は統合失調症に変わったと認識している。病は気からと言われている。病名の変更をするだけでも、病名を告知された時の気持ちが随分変わるので、県議会内で病名変更の検討を伏してお願いする次第である。
悪性腫瘍は、通称(ガン)と呼ばれており、病名がガンと診断されると一瞬死を意識する程、精神的なショックをうけるため、せめて通称(ガン)の病名を変更して、精神的なダメージを和らげたく思う。
ついては、貴議会において、病名変更を求める意見書を国に提出されたい。