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平成27年9月定例会(請願第3号)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0001735 更新日:2019年1月17日更新

第3号 平成27年9月7日受理総務文教委員会 付託

私学助成についての意見書提出に関する請願

請願者 新潟県私立中学高等学校協会 会長 飯沼和男

紹介議員 小林林一君 西川洋吉君 早川吉秀君 渡辺惇夫君

(要旨)

 本県の私立中学高等学校は、各々建学の精神に立脚し、新しい時代に対応する特色ある教育を積極的に展開して、本県の公教育の発展に寄与している。
 近年、急激な少子化の進行やグローバル化が進展する社会の中で、各私立中学高等学校で時代や社会の要請に応じた新しい教育の推進が求められているが、学費負担における公私間格差や少子化等の影響もあり、私立中学高等学校の経営はいよいよ重大な局面を迎えていると言わざるを得ない。
 公教育の将来を考えるとき、公私相俟っての教育体制が維持されてこそ、健全な発展が可能となり、個性化、多様化という時代の要請にも応え得るものと考えられる。
 そのためには、公立中学高等学校に比べて遙かに財政的基盤の脆弱な私立中学高等学校に対する助成措置の充実が必要である。
 このことは、各都道府県が所管する事項とはいうものの、わが国の将来の発展に密接不可分の関係にある国民の教育の振興に関する事柄であり、私立中学高等学校に対する国の全面的な財政支援が求められるところである。
 ついては、貴議会において、私立中学高等学校の教育の重要性を認識し、教育基本法第8条の「私立学校教育の振興」を名実ともに確立するため、私立中学高等学校に対する私学助成に係る国庫補助制度が堅持され、より一層の充実が図られることを内容とした意見書を国に提出されたい。

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