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平成27年12月定例会(厚生環境委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003315 更新日:2019年1月17日更新

平成27年12月定例会 厚生環境委員長報告(12月17日)

委員長 横尾 幸秀

 厚生環境委員会における付託案件等の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。

 まず、県民生活・環境部関係として

 特定野生鳥獣の管理に当たっては、個体数の増加や生息範囲の急激な拡大が懸念されるので、より正確な実態の把握に向け専門家の意見を十分に踏まえたさまざまな手法による詳細な調査に努めるべきとの意見。

 次に、防災局関係として

 豪雪災害については、実態に応じた的確な救助が求められるので、県が定める救助の着手に係る基準の弾力的な運用に加え観測地点や対象区域の設定など引き続ききめ細かく対応可能な体制の維持に努めるべきとの意見。

 次に、病院局関係として

 県立加茂病院の改築問題に関する加茂市において適正に手続きが処理されないことへの県の対応については、県民に不信感を与え県行政に対する信頼を損なうことが懸念されるので、関係部局と連携し期限を設定のうえ加茂市に対して法に基づく是正を求めるべきとの意見。
 以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。

 次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、自由民主党、民主にいがた、公明党、無所属佐藤久雄委員、無所属重川隆広委員からは、全議案いずれも原案賛成。

 日本共産党からは、第159号議案については、介護支援専門員の実務研修事務手数料並びに更新研修事務手数料を増額するものであり、介護職員確保の観点に逆行するとの立場のため、反対。

 その他の議案については、いずれも原案賛成というものであります。

 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、陳情の審査結果について申し上げます。

 継続中の陳情平成27年第9号及び第15号については、継続審査。

 陳情第29号については、地球温暖化防止と安定したベースロード電源確保の観点から、福島原発事故を教訓とする世界一厳しいといわれる新基準に適合し、万全な安全と安心の確保がなされた原発の再稼働は必要なため、陳情第30号については、規則は、すでに改定済みであり「法令改定作業の中止を求める」との陳情事項は事実誤認のため、陳情第31号については、事実関係や原因等の細部についての解明について求められているが、県議会にはなじまないため、それぞれ不採択とすべきものと決した次第であります。

 また、本委員会として、「医療事故調査等支援団体への支援を求める意見書」、「国民が安心できる医療制度の構築を求める意見書」、「重度障害者及び重度障害児の公費負担医療制度の創設を求める意見書」及び「子どもの貧困対策の抜本強化に向けた意見書」を発議することと決しました。

 以上をもって、報告といたします。

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