平成28年6月定例会（人口減少問題対策特別委員長報告）

平成28年6月定例会　人口減少問題対策特別委員長報告（6月7日）

委員長　渡辺　惇夫

人口減少問題対策特別委員会における2月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
　本特別委員会は、5月31日に会議を開催し、本県の将来を支える人づくりについて調査を行いました。
　最初に、教育長からキャリア教育を推進する取組について、総務管理部長から高等教育の充実に向けた取組についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。
　まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。

1. 学校教育における労働教育充実の必要性について
2. 首都圏と比較した新潟の暮らしやすさの周知の重要性について
3. 県内就職促進に向けた地元企業の持つ魅力のさらなる発信強化の必要性について
4. 県外生から選ばれる魅力ある大学づくり支援の重要性について
5. 県内定住促進に向けた郷土愛育成の必要性について
6. 家庭ぐるみでのキャリア教育推進の必要性について
7. 大学による地域貢献の重要性について
8. 専門高校の認知度向上に向けたPRの必要性について

　次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。
　高等学校でのインターンシップの実施に当たっては、地域産業と結びついた活動を経済界も含めた県全体で一体的に推進していくことが重要なので、新潟県キャリア教育推進会議の活用や県内の優良事例の周知などにより各地域における取組を積極的に支援すべきとの意見。
　なお、本特別委員会は、去る5月23日から3日間にわたり、石川県、福井県、滋賀県及び大阪府において積極的な広報戦略による学生の確保に向けた取組等について行政視察を実施したところであります。
　以上をもって、報告といたします。

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