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平成28年9月定例会(新農業戦略対策特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0004544 更新日:2019年1月17日更新

平成28年9月定例会 新農業戦略対策特別委員長報告(9月6日)

委員長 帆苅 謙治

 新農業戦略対策特別委員会における6月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。

 本特別委員会は、8月4日に会議を開催し、新潟米のさらなる需要拡大に向けた取組について調査を行いました。

 最初に、農林水産部長から新之助のデビューに向けた取組について及び新潟米の需要拡大に向けた取組について説明を聴取し、次いで質疑を行いました。

 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。

  1. 収量性の高い主食用米の生産拡大の重要性について
  2. 米価安定に向けた飼料用米の生産拡大推進の必要性について
  3. 県産米の新たな輸出先の開拓の重要性について
  4. 平成30年の米の生産調整見直しを見据えた本県における生産戦略提示の重要性について
  5. 農家の生計維持に向けた県による所得確保支援の在り方について
  6. 多角化・複合化などによる農業経営発展に向けた取組の重要性について
  7. 熟練農家の持つ高度な生産技術の知的財産としての権利の保護・活用について
  8. 新之助の生産に取り組む農家の利点について
  9. 業務用米の需要拡大に向けた本県の戦略について
  10. 新潟の食文化の発信における日本酒と県産米の輸出拡大の重要性について

 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。

  1. 県産米の輸出に当たっては、外国の経済情勢やニーズの変化に的確に対応することが求められるので、海外ビジネスに精通した民間企業や専門家とのさらなる連携など情報収集体制を強化し市場動向の詳細な調査・分析に基づく長期的な展望を持ちうる販売戦略の再構築に努めるべきとの意見。
  2. 新之助については、コシヒカリと双璧をなすトップブランドとして新潟米の需要拡大に向けた重要な役割を担っているので、平成29年度の一般販売を見据えた農業団体や観光業界などさまざまな団体と協働した試験販売等のイベント開催やコシヒカリとの違いを含む特徴のPRを行うなど戦略的な販売・宣伝活動を一層推進すべきとの意見。

 以上をもって、報告といたします。

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