本文
平成29年6月定例会(陳情第8号)
第8号 平成29年6月23日受理 厚生環境委員会 付託
子どもの医療費助成の拡充に関する陳情
陳情者 新日本婦人の会新潟県本部 会長 赤沢富美子
(要旨)
日頃より県民のいのちとくらしを守るために、力を尽くされていることに感謝申し上げる。
子育ての大きな不安の一つに、子どもの病気がある。子どもは病気にかかりやすく、抵抗力が弱いために重症化することが多く、成長期にある子どもの病気の早期発見・早期治療を支えるために、医療費の心配をなくすことは、大きな子育て支援である。
昨年の12月27日、私ども新日本婦人の会新潟県本部は、知事に対して「すべての子どもの医療費助成を、高校卒業まで拡充し、一部負担金をなくし、県が2分の1補助を予算化し、子育て支援を強めていただくよう」申入れを行った。
対応していただいた福祉保健部健康対策課の方は、各市町村からも「交付金を増やしてほしい」旨要望が出されており、県としても「使い勝手の良い制度にしたいと思っています」との回答であった。
県内の各市町村と「子どもの医療費助成拡充について」懇談、話し合いをしたが、各市町村からも同様の強い要望が寄せられた。
ついては、以上の趣旨をふまえ、貴議会において、県として、交付金化された「子どもの医療費助成」制度は、すべての子どもを対象に、入院・通院とも、高校卒業までを対象とし、県が2分の1補助するとの立場で大幅に拡充し、わかりやすい制度にするよう配慮されたい。