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平成29年9月定例会(第23号発議案)
平成29年9月定例会で上程された発議案
拉致事件の一刻も早い解決を求める意見書
第23号発議案
拉致事件の一刻も早い解決を求める意見書
上記議案を別紙のとおり提出します。
平成29年10月13日
提出者 総務文教委員長 皆川 雄二
新潟県議会議長 金谷 国彦 様
拉致事件の一刻も早い解決を求める意見書
本年9月、拉致、核及びミサイルの包括的な解決を目指した日朝平壌宣言から15年の節目を迎えた。
しかしながら、これまで北朝鮮は、平成26年の日朝ストックホルム合意を履行しないばかりか、昨年には特別調査委員会の解体を一方的に宣言するなど、不誠実な対応を続けている。さらには、核やミサイル開発に突き進み、拉致問題の協議は暗礁に乗り上げたままである。
高齢化が進む拉致被害者家族には焦燥感が広がっており、拉致被害者全員の早期帰国に向けて残された時間に、もはや一刻の猶予もない。
よって国会並びに政府におかれては、核やミサイル問題が深刻化する中においても拉致問題を置き去りにすることなく、国際社会との連携強化はもとより、あらゆる方策を駆使して一刻も早く拉致被害者全員を救出するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成29年10月13日
新潟県議会議長 金谷 国彦
衆議院議長 様
参議院議長 伊達 忠一 様
内閣総理大臣 安倍 晋三 様
外務大臣 河野 太郎 様
内閣官房長官 菅 義偉 様
拉致問題担当大臣 加藤 勝信 様