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議会報(平成30年2月定例会・4月臨時会の概要)
2月定例会は、2月19日に招集された。
会期中の知事提出議案は、(1)健やかに伸び伸びと共に暮らせる新潟、(2)安全に安心して暮らせる新潟、(3)活力ある産業と働きやすい新潟、(4)魅力と賑わいのある新潟、(5)学びやすく、成長・活躍できる新潟、を特徴とする総額約1兆2,392億円の「平成30年度新潟県一般会計予算」など91件であった。
代表質問、一般質問では、知事の政治姿勢、原発など県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会、連合委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、いずれも原案どおり可決された。
議員提出発議案は、「新潟県議会議員の選挙における選挙公報の発行に関する条例」、「豪雪対策に関する意見書」、「中国への米をはじめとする食品等輸出規制緩和に関する意見書」など7件が全会一致又は賛成多数で可決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め6件が審査され、不採択2件、残り4件が継続審査とされた。
会期33日間にわたった2月定例会は3月23日に閉会した。
米山知事は、自らの問題で生じた県政の混乱を解消したいとして、4月18日議長に辞職願いを提出、これに伴い、知事辞任の同意を求める4月臨時会が、4月27日に召集された。
全会一致で辞任が同意された後、米山知事から辞任のあいさつがあった。この後、「県政の信頼回復に関する決議」が全会一致で可決され、会期を二日余して閉会した。
2月定例会採決の様子