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平成30年12月定例会(企業会計決算審査特別委員長報告)
委員長 佐藤 純
企業会計決算審査特別委員会に付託されました企業会計決算関係7議案の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。
この7議案につきましては、いずれも去る9月定例会において、継続審査となり、閉会中審査を重ねてまいりましたが、12月6日にその審査を終了したものであります。
以下、審査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。
まず、病院事業会計として
県立病院については、2年連続で赤字決算となる中にあって交付税減額をはじめ取り巻く環境がさらに厳しくなることが懸念されるので、持続可能な経営の実現に向け県立病院経営委員会の検討を踏まえた収支改善などの取組を推進すべきとの意見。
次に、電気事業会計として
地域振興積立金の充当事業については、公共の福祉の増進という創設趣旨から多岐にわたっているものの、利益還元効果のより一層の発現が求められるので、特定分野への重点的な配分を検討すべきとの意見。
以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、各党・無所属委員とも全議案いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり認定または可決すべきものと決した次第であります。
以上をもって、報告といたします。
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