本文
にいがた県議会だより第71号(本会議質問11)
一般質問(9月30日)
斎京四郎議員
(自由民主党)
高等学校入学者選抜一般選抜の課題と今後の検討の方向性は
(問) 高等学校入学者選抜一般選抜については、制度改革から5年が経過したところであるが、大学入試改革や生徒を取り巻く環境の変化等により、実施方法や検査のあり方について再検討が必要な時期と考える。入学者選抜一般選抜の検査について現状の課題と今後の検討の方向性を伺う。
(答) 現行の一般選抜の実施により、学力の着実な定着に向けて、ねばり強く学習に取り組む態度が養われるなど、一定の成果があがっているものと認識している。
一方で、一日目に実施している5教科の学力検査については、新しい学習指導要領において思考力・判断力・表現力の育成が求められることから、これらの力を適切に評価できる問題に改善していく必要がある。
また、二日目に実施している学校独自検査については、思考力等の評価を目的に実施していたが、一日目の学力検査の変更により、この評価が一定程度可能になることや、検査が2日間におよぶことによる生徒の負担感にも考慮して、それぞれの高校がゼロベースで見直し、独自性を高める方向に改めていきたいと考えている。