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にいがた県議会だより第71号(本会議質問12)
一般質問(9月30日)
中川隆一議員
(自由民主党)
佐渡新潟航空路線の再開と佐渡空港拡張整備は
(問) 佐渡新潟航空路線は、平成26年4月から休止状態にあり、佐渡汽船の欠航時の代替交通としても早期再開が求められていると考える。現在、滑走路長が890mの現佐渡空港で離着陸可能な機材の開発も進んでいることから、運航会社の確保等、佐渡新潟航空路の早期再開に向けて具体的な検討を始める時期に来ていると考えるが、所見を伺う。また、佐渡空港拡張整備計画、いわゆる佐渡空港2,000m化の事業化に向けて今後どのように取り組んで行くのか併せて伺う。
(答) 佐渡―新潟線の早期の運航再開については、現在も佐渡市と連携しながら鋭意取り組んでいるが、現在の佐渡空港の滑走路長でも離着陸が可能で、かつ、従来機よりも搭乗人数の多い機材が新たに開発されることにより、航空会社の佐渡路線開設の検討が促進されるものと期待している。
そのため、航空機メーカー等と導入可能性などについて情報収集や意見交換を行っているところであり、今後は、運航会社の確保にも努めていきたいと考えている。
また、佐渡空港の拡張整備に向けては、現在、事業化に向けた前段階として、地元自治体である佐渡市が主体となり、地権者からの用地同意取得に取り組んでいるところであり、今後も、佐渡市と十分に調整しながら取組を進めていく。