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にいがた県議会だより第72号(本会議質問13)
一般質問(12月9日)
保坂裕一議員
(自由民主党)
県立病院における休止病棟の利活用は
(問) 岩手県の県立病院では、休止病棟を活用して、認知症デイケアセンターを開設し、患者や家族の負担軽減に寄与しているとの報道があった。本県の県立病院においても、休止病棟の利活用策として、例えば、地域包括ケアを推進する観点から、医療と介護をセットにした病院運営や、民間介護施設への貸出しなど柔軟な発想で検討すべきと考えるが、所見を伺う。
(答) 休止病棟を始めとした未利用財産の利活用は、施設の有効活用などの面からも重要な課題であると考えている。
地域包括ケアの推進に資する休止病棟の利活用は、有効な手法の一つであると思う。
市町村・民間事業者との役割分担や、県立病院経営委員会からいただいた「県立病院が果たすべき役割・機能の重点化・明確化を図るべき」との提言も踏まえながら、今後検討していく必要があると考えている。