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にいがた県議会だより第72号(本会議質問15)
一般質問(12月9日)
渡辺和光議員
(無所属)
新潟県国土強靱化地域計画の見直しは
(問) 台風19号により整備が比較的進んでいるとされる大規模河川が決壊、氾濫した。近年は、地球温暖化の影響もあり、台風の勢力が増し、ゲリラ豪雨が多発するなど被害が毎年繰り返され、激甚化している。本県には、大河信濃川、阿賀野川をはじめ数多くの河川があることから、現在の新潟県国土強靱化地域計画をしっかりと点検し、必要な見直しを行うべきと考えるが、所見を伺う。
(答) 近年、豪雨災害が激甚化・頻発化する中、本県は、広い県土と長大な河川等を有し、また、急峻な地形や脆弱な地質からなる中山間地を多く抱えていることから、国土強靱化の取組を着実に進めていく必要があり、現在、新潟県国土強靱化地域計画の見直し作業を進めているところである。
なお、現在の計画の点検に当たっては、今回の台風第19号等による災害から得られた教訓も加えながら、大規模自然災害に対する本県の脆弱性を改めて評価し、必要な見直しを行っていく。