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にいがた県議会だより第73号(本会議質問14)
一般質問(2月26日)
小山大志議員
(自由民主党)
今後の十日町・津南地域の精神医療の確保は
(問) 昨年12月6日に開催された第3回「精神医療提供体制のあり方検討会」において、十日町市長及び津南町長が、中条第二病院の閉院による患者動向と豪雪地域の特性を踏まえた精神医療体制の整備について意見を述べた。県では、こうした地域の意見を受け、今後、十日町・津南地域の精神医療をどのように確保していくつもりか、所見を伺う。
(答) 十日町・津南地域においては、中条第二病院閉院後に開設された精神科診療所において、閉院前と同程度の外来診療や緊急時の受診対応、周辺病院との入院調整等を行っており、必要な医療は概ね確保されていると受け止めている。
県としては、十日町市長及び津南町長の要望や「精神医療提供体制のあり方検討会」での議論などを踏まえ、在宅においても必要な精神科医療が受けられるよう、地元自治体とともに、医療機関を始めとした関係機関と連携して、「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」の構築を進めていく。