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にいがた県議会だより第73号(本会議質問17)
一般質問(2月27日)
遠藤玲子議員
(日本共産党)
生活分科会での議論について
(問) 昨年12月の第7回生活分科会では、「震災関連死は宮城・福島・岩手の中で、福島が非常に多い」「高齢者を中心として病院や施設で暮らす方々が、関連死の問題ともつながる」「地域の再建・再生というものが非常に困難をきたしている」ことなどが今後議論すべき課題として指摘されている。県民の生命と健康を守り、福祉の増進を図るという知事の責務から見れば、もはや「再稼働すべきでない」との態度表明をすべきではないか、所見を伺う。
(答) 昨年12月の第7回生活分科会において、ご指摘のような議論がなされたことは承知しているが、柏崎刈羽原発の再稼働については、原発事故に関する3つの検証の結果が示されない限り、議論を始めることはできないと考えている。
いずれにしても、検証結果を踏まえ、最終的にはリーダーとして責任を持って、見解を県民の皆様にお示ししたいと考えている。