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にいがた県議会だより第74号(本会議質問11)
一般質問(6月22日)
与口善之議員
(自由民主党)
県内企業のIT基盤の強化は
(問) ウェブ会議やテレワークの活用が進み、中小企業では今まで以上に社員のITリテラシーやIT設備環境の向上を図るほか、通信環境の拡充も急務である。企業が行うAIやIoT或いは5Gへの対応とともに、情報、IT分野の人材育成においては大企業と同等のレベルを目指し、県としても新型コロナウイルス終息後を見据え、今まで以上に県内企業のIT基盤の強化を加速化することが重要と考えるが、所見を伺う。
(答) 今般の新型コロナウイルスの感染拡大により、県民生活や社会経済活動が変化する中、県内企業においても、デジタル・トランスフォーメーションに向けた人材の育成や設備環境の向上などが急務となっている。
県としては、これまでも、にいがた産業創造機構や大学その他の研究機関と連携し、AI・IoTの活用促進や高度IT人材の育成等に取り組んできた。
また、今年度からは、5Gを活用した新たなビジネスモデル創出の支援も始めたところであり、経営者の意識が高まっているこの機会を捉えて、県内企業におけるIT利用の基盤強化につながる人材の確保・育成や設備導入等の支援に取り組んでいきたいと考えている。