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にいがた県議会だより第76号(本会議質問11)
一般質問(12月7日)
桜庭節子議員
(自由民主党)
サイクリングをコンテンツとした観光誘客について
(問) 上越・糸魚川地域振興局は「久比岐自転車道」の利活用促進に取り組むとともに、サイクリングなどの体験型コンテンツの広域観光マップを作製・配付している。サイクリングをコンテンツとした観光誘客について、こうした取組をどのように評価しているか伺うとともに、温室効果ガス排出量実質ゼロを目指し、健康立県実現に取り組む本県のイメージに合致することから今後推進すべきと考えるが、所見を伺う。
(答) 「久比岐自転車道」を活用したサイクルツーリズムの取組は、上越と糸魚川の地域振興局をはじめ、両市の官民が連携し、自転車で地域の魅力を楽しむ体験型コンテンツづくりを推進しているもので、インバウンドも視野に入れた交流人口の拡大や地域の活性化につながるものと考えている。
また、県では、上越市、糸魚川市に妙高市を加えた3市で、より広域に進めているサイクリングのモニターツアーや情報発信などの取組についても支援しているところである。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、キャンプやサイクリングなど、自然の中でのアクティビティへの関心や、健康志向が高まっていることを踏まえ、県としては、引き続き、サイクリスト受入のための環境整備や情報発信などへの支援を通じて、サイクリングをコンテンツとした観光誘客の推進に努めていきたいと考えている。