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にいがた県議会だより第76号(本会議質問8)
一般質問(12月4日)
樋口秀敏議員
(未来にいがた)
原発事故検証結果とりまとめ前のタウンミーティングについて
(問) 県原子力発電所事故に関する検証総括委員会の池内了委員長は、新聞社の取材に対し、最終的な報告書について「住民の意思を無視して結論を急ぐのは良くない」と述べ、とりまとめ前に「タウンミーティングを開く場をつくりたい」と述べている。知事は11月17日の記者会見で「検証結果を広く県民の皆さんにお示しし、説明し、理解していただくプロセス」があると述べているが、県民に理解を深めてもらう意味からも、報告書取りまとめ前のタウンミーティング開催は有意義と考えるが、所見を伺う。
(答) 検証総括委員会には、各検証委員会において、各分野の専門家が事実に基づき科学的、合理的に検証した結果のとりまとめをお願いしている。
県としては、検証結果が出た後で、3つの検証結果を県民の皆さんに丁寧に説明し、情報共有することが重要であると考えており、説明会については、検証総括委員会にお願いをするものではなく、県が責任を持って実施すべきものと考えている。
なお、各委員会は原則公開で行うとともに、資料や議事録はホームページに掲載することに加え、新聞広告等により検証の状況を広く県民の皆さんに周知している。