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にいがた県議会だより第77号(本会議質問12)
一般質問(3月3日)
中村康司議員
(自由民主党)
豪雪による農業用ハウス再建への支援について
(問) 今冬の豪雪により、上越、糸魚川は他地域に比べ、農業用ハウスの全壊率が高く、深刻な被害である。野上農林水産大臣の来県もあり、国は再建に向けての支援に積極的と感ずるが、園芸導入を進めてきた県としても前向きな支援を検討いただきたいが、考えを伺う。
(答) 全壊した農業用ハウスの約6割が上越、糸魚川地域に集中しており、育苗ハウスを利用した園芸作物も被災するなど、とりわけ被害が大きかったものと認識している。
相談窓口の設置や低利資金の創設に加え、国の支援策と合わせ、農業用ハウスの再建等を支援するための予算を今定例会に諮(はか)ることとしている。
被災された農業者の皆様が、国や県の支援策を最大限活用し、意欲を持って経営を再開することで園芸導入への機運が維持されるよう、伴走型で農業者の取組をサポートしていきたいと考えている。