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にいがた県議会だより第77号(本会議質問14)
一般質問(3月3日)
中川隆一議員
(自由民主党)
ワクチン接種における市町村への支援について
(問) 県は新型コロナウイルスワクチン接種について、医療従事者向け優先接種の対象が6万人~7万人規模で、早ければ3月中旬から接種を始める見通しを発表したが、その後、市町村主体によるワクチン接種に移行していくが、市町村においては人員不足で、県に対して職員等の派遣を要望したいとの声が聞かれるが、現状体制のままで予定どおりにワクチン接種をスタートできると考えているのか、また、市町村から正式に人的資源の派遣要望があった場合どのように対応されるか、所見を伺う。
(答) 県では、医療調整本部内にワクチン接種グループを立ち上げ、市町村と定期的なWEB上での情報交換を行い、課題に対する相談に応じるとともに、市町村が行う相談体制構築への支援や、副反応に対応する体制の構築、ワクチンの有効性・安全性についての情報共有等の検討などを行っているところである。
加えて、医師・看護師の確保については、様々な関係団体に協力をお願いしたところであり、限られた医療体制でも実施可能な運営方法を提示した上で、3月5日には弥彦村において模擬訓練を行うこととしており、その内容について市町村や関係団体等と共有し、連携を図っていく。
県としては、市町村を支援することにより、国のワクチン供給スケジュールを踏まえて、円滑にワクチン接種をスタートできるよう取り組んでいく。
また、現在のところ、市町村から具体的な職員派遣の要望は聞いていないが、要望があった場合には、要望の詳細を聞きながら、丁寧に対応していく。