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にいがた県議会だより第78号(本会議質問11)
一般質問(6月21日)
与口善之議員
(自由民主党)
中等教育学校の卒業に至らない生徒の状況について
(問) 中等教育学校の入学者と卒業者の人数の差は、平成20年度以降の平均で11.63%であり、令和3年春では17.94%となっていて、増加傾向にあるのではないかと懸念されるが、この状況についてどのように受け止めているのか伺う。また、このようなことが起こらないよう今まで取組がなされてきたのであれば、どのような取組をしてきたのか伺う。
(答) 今春の卒業に至らなかった生徒の入学者に対する割合は17.9%と、これまでで最も高い割合となっており、大きな課題であると受け止めている。
それぞれの中等教育学校においては、前期課程の生徒に海外研修旅行などの後期課程に行われる活動の魅力を紹介したり、学習面における不安を取り除くため、放課後学習会での学習支援を行っているほか、スクールカウンセラー等の活用による生徒や保護者との相談体制の充実を図っている。
今後も、生徒一人一人の状況に応じた、一層きめ細かな指導や支援を行うとともに、入学を希望する児童・保護者に対しては、中等教育学校の教育内容について、丁寧な説明を行っていきたいと考えている。