にいがた県議会だより第78号（本会議質問15）

（問）　高齢者のワクチン接種が予定通り終了すれば、8月以降、一般向けの接種が本格化することになる。各自治体との情報共有を緊密にし、接種を希望する全ての人が可能な限り早く接種できるよう、必要な体制整備に努めるべきと考えるが、所見を伺う。

（答）　県では、これまでも定期的に市町村とＷＥＢ上での情報交換を行い、市町村におけるワクチン接種に係る課題や取組について共有を図るとともに、大規模接種会場の設置などにより支援しているところである。
　また、先般国会で行われた党首討論の中で、菅首相により、希望する人すべてが10月から11月にかけて接種が終えられるよう取り組むとの方針が示されたところである。
　今後とも、国に対して確実なワクチン供給と供給スケジュールの早期提示を求めるとともに、市町村との情報交換や医療従事者の確保、新潟会場でのノウハウを生かした上中越会場での大規模接種の実施など、できる限り早期の接種完了に向け、全力で取り組んでいく。