にいがた県議会だより第78号（本会議質問9）

（問）　圏域内の病院が、地域で高度な医療を支える病院と医療・介護が連携して高齢者を支援する医療機関とに分けられ、さらに、高齢者を支える医療機関でも、救急拠点型と地域密着型に分かれるというイメージが示されている。このような体制づくりのためには、長年圏域内で地域医療を担ってきた市町立や民間病院と、役割や機能などについて議論しながら連携して進めていくことが重要と考えるが、見解を伺う。

（答）　将来に渡り、地域に必要な医療を持続的に提供していくためには、圏域内の医療機関の役割分担により、限られた医療資源を効率的に活用できる体制を実現していくことが重要と考えている。
　今後、各圏域において、地域の実情に応じた適切な役割分担のあり方を検討していくに当たっては、地域医療を担ってきた市町立や民間病院の役割や機能について十分に議論しながら、合意形成を図っていきたいと考えている。