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にいがた県議会だより第79号(本会議質問12)
一般質問(10月4日)
小山大志議員
(自由民主党)
飲食店の感染症対策認証制度の効果と今後のインセンティブについて
(問) 「にいがた安心なお店応援プロジェクト」による県の感染症対策認証制度は、認証に必要な設備等の補助制度や、認証店には時短要請の際に営業時間の1時間延長を認めたことにより、多くの県内飲食店からご協力をいただいたと認識している。この取組により、県内の感染症拡大防止にどの程度の効果があったのか、所見を伺うとともに、今後、新型コロナ感染症が再拡大となった場合、認証を受けた飲食店への新たなインセンティブを考えているのか伺う。
(答) 認証制度への申請は既に6千件以上となっている。
制度開始から約3か月間に飲食店関連で複数の感染者が発生している事例は少なくとも52件あったが、そのうち認証店舗が関係した事例は1件にとどまっており、県内飲食店における感染防止対策への意識は相当程度高まっているものと考えている。
感染拡大時の新たなインセンティブについては、現在、国において、第三者認証や「ワクチン・検査パッケージ」を活用した行動制限の緩和について検討がなされていることから、その結果や今後の感染状況等も踏まえて検討していく。