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にいがた県議会だより第81号(本会議質問13)
一般質問(3月2日)
中川隆一議員
(自由民主党)
佐渡汽船への今後の関与について
(問) 今回の佐渡汽船の第三者出資については、佐渡汽船の経営状況からみても当然の判断と考えられ、慢性的な行政依存型経営から脱却し安定経営に向けての経営改革には期待するところであるが、佐渡市民の反応は期待よりも不安の方が大きいように感じる。要因は、これまで筆頭株主が県であったことの安心感と考える。県には引き続き市民目線・島民目線で佐渡航路の維持に取り組んでいただきたいと思うが、所見を伺う。
(答) 今回の出資により、佐渡汽船の事業継続に一定の目途が立つとともに、今後、みちのりホールディングスが培ってきた、様々な誘客促進や利便性向上などのノウハウが、佐渡航路をはじめ、地域全体の活性化につながることが期待される。
県としては、佐渡市民にとって、生活、経済の生命線である佐渡航路の維持確保に向け、これまで同様、行政として責任を持って関与していく。