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にいがた県議会だより第82号(本会議質問15)
一般質問(7月19日)
佐藤久雄議員
(無所属)
柏崎刈羽原発の廃炉について
(問) 今回のロシアのウクライナ侵攻でザポリージャ原発が攻撃されたことから、原発も軍事攻撃の対象となり得ることを思い知らされた。我が国の日本海側には世界最大級の柏崎刈羽原発はじめ11ヵ所に原発が立地している。中国の空母打撃群が日本海を北上してくれば、テロのみならず戦争の脅威にもさらされる。知事は「原発事故に関する3つの検証」結果が示されない限り、原発再稼働の議論はしないと明言しているが、その前に、県土の壊滅的な危険が存在する以上、「原発事故に関する3つの検証」結果を待つことなく、柏崎刈羽原発は再稼働させず、廃炉を国に進言すべきと考えるが、所見を伺う。
(答) 廃炉の議論は再稼働と背中合わせの議論であり、柏崎刈羽原発の再稼働については、原発事故に関する3つの検証の結果が示された後に議論を始めたいと考えている。