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にいがた県議会だより第84号(本会議質問6)
一般質問(12月9日)
杉井旬議員
(リベラル新潟)
燕労災病院のプレER(※1)救急体制の強化について
(問) 県央基幹病院の開院はまだ先であり、それまでの間、救急搬送に時間を要するケースを一件でも減らすため、燕労災病院のプレER救急の一日も早い体制強化などの対策をお願いしたいというのが県央地域の住民の願いであるが、所見を伺う。
(答) 県としても、一日も早い救急医療体制の強化を図っていくことが必要と考えている。
このため、燕労災病院に今年度から救急科、総合診療科に常勤医師を配置し、救急外来における看護配置を強化するなど、県央基幹病院の開院に向けて段階的な救急体制の拡充を進め、昨年度の約2倍の救急搬送を受け入れており、体制強化につながっているものと考えている。
さらに、来年4月にはER救急の専門の医師や救急専門研修を行う専攻医、臨床研修医が燕労災病院での勤務を予定しており、引き続き、県央基幹病院のER救急体制の構築に向けた、準備を進めていく。
※1 ER(emergency room)
従来の患者の重症度に応じた救急医療体制に対して、救急外来で基本的に全ての救急患者の初期診療を行う