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にいがた県議会だより第84号(本会議質問8)
一般質問(12月9日)
桜庭節子議員
(自由民主党)
保倉川放水路及び儀明川ダムの推進等について
(問) 近年は、自然災害の中でも豪雨による川の氾濫や地滑りによる自然災害が頻発している。上越市でもこうした豪雨がもたらす浸水被害の危険性を回避するために保倉川放水路、儀明川ダムの建設が計画されているが、進捗を早めるべく保倉川放水路の早期着手を国へ強く要望するとともに、儀明川ダムの建設をこれまで以上に推進すべきと考えるが、所見を伺う。また、建設までの期間においても、河床掘削等を行う必要があると考えるが、今後の取組について伺う。
(答) 保倉川放水路については、住民の生命や財産を洪水氾濫等による災害から守るために、重要な事業であると認識している。事業着手するためには地元の合意形成が重要であることから、引き続き国及び上越市と積極的に協力・連携していく。
儀明川ダムについては、高田地区中心市街地の治水安全度向上のために、しっかりと推進していく必要があり、引き続きダム本体の設計等を進め、早期の本体着工に向けて取り組んでいく。
なお、放水路やダムの整備には長い期間を要することから、河川の巡視や点検により状況を把握し、河道掘削等の事前防災対策に努めていく。