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にいがた県議会だより第84号(本会議質問9)
一般質問(12月9日)
与口善之議員
(自由民主党)
原子力災害時の避難のためのスマートⅠCの整備に向けた国への要望について
(問) 県は、原子力災害時の住民避難を円滑に行うためのスマートインターチェンジ等の整備に必要な財政措置について、国に対し要望しているが、先月行われた県町村会の県への要望においても、避難時の交通集中を避ける必要性を考え、PAZ(※2)圏内から直接高速道路に乗り入れるため、北陸自動車道と国道8号が交差する場所にスマートインターチェンジを設置するよう要望があった。原子力災害時の円滑な避難にはスマートインターチェンジの整備が重要であり、その実現には、要望内容を具体化し、県、関係市町村が一丸となって国に要望することが重要と考えるが、所見を伺う。
(答) 原子力災害時の円滑な避難には、スマートインターチェンジの整備など、北陸自動車道を一層活用することが有効と考えており、現在、地元自治体である柏崎市及び刈羽村とともに国に対し要望できるよう、具体的な内容などの調整を進めているところである。
県としては、県、柏崎市及び刈羽村の3者による要望が早期に実現できるよう、引き続き、調整を進めていきたいと考えている。
※2 PAZ(即時避難区域)
原子力発電所を中心とする半径おおむね5キロメートル圏