にいがた県議会だより第85号（本会議質問13）

（問）　今般の大雪の影響により、農地、農道などにおいて倒木の被害が多数発生していると承知している。今後の農作業への影響が懸念されるが、倒木の除去に取り組む市町村に対し、財政支援などが必要と考える。県はどのように支援していくのか伺う。

（答）　県内では、柏崎市・佐渡市において冠雪による倒木によって農道や農業用水路等への被害が発生したため、両市からの要請を踏まえ、国と調整を図り、今般の大雪について、一定の要件を満たした場合は、災害復旧事業で対応可能と国が判断したところである。
　また、災害復旧事業の要件を満たさないものについては、多面的機能支払交付金を活用し、異常気象後の応急措置として倒木の除去も可能となっている。
　県としては、災害復旧事業における応急工事や多面的機能支払交付金の活用を周知することにより、今後の農作業に支障がないよう支援していく。