本文
にいがた県議会だより第85号(本会議質問6)
一般質問(2月27日)
重川隆広議員
(リベラル新潟)
高レベル放射性廃棄物の処分と原子力災害時の避難対策の現状について
(問) 「持続可能な新潟県」の観点では、次世代への負の遺産を残さないことが大切と考える。原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分地が決まらない現状や、柏崎刈羽原発の重大事故発生時の避難対策についても、豪雪時における対応、或いは原発から概ね5km-30km圏内の住民が概ね5km圏内の住民が避難する状況を見ながら屋内退避を継続できるかなど、多くの問題が未解決のまま残っている。これらの現状をどのように考えているのか、伺う。
(答) 高レベル放射性廃棄物の問題は、最終処分地の選定方法も含め、国が責任をもって対応していく問題であり、国でしっかりと対応してもらいたいと考えている。
また、原子力災害時の避難対策については、豪雪時の対応や、屋内退避の有効性の周知などの課題があると認識している。
県だけでなく、国、市町村、関係機関と連携する必要がある課題については、関係者と検討、調整の上、しっかりと取り組んでいくとともに、屋内退避の有効性の周知など、国等が所管する事項については、しっかりと対応するよう求めている。