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にいがた県議会だより第86号(本会議質問10)
一般質問(7月3日)
堀勝重議員
(自由民主党)
県央基幹病院開院時における産科の設置について
(問) 県央基幹病院における産科の医師配置については、新潟大学に配置の検討を依頼しており、令和5年度の一定の時期に公表できるとの答弁があった。本年5月に三条市内の医療機関が分娩の取扱いを終了したため、県央医療圏で分娩のできる医療機関は2ヶ所のみとなり、地域で安全・安心に産み育てられる医療体制を構築するため、県央基幹病院に産科を設置する必要が更に高まったものと考えるが、県央基幹病院開院時における産科設置の必要性と、設置に向け県として具体的にどのように対応していくのか、所見を伺う。
(答) 地域で安全・安心に産み育てることができる体制の構築は重要であると考えており、県央地域においては、県央基幹病院と他の医療機関の適切な役割分担と連携による周産期医療提供体制を整備していきたいと考えている。
県央基幹病院の産科の医師配置については、県全体の産科医師の配置状況や、県央地域において分娩を取扱う医療機関が少なくなったという状況も踏まえて、現在、新潟大学に配置を検討してもらっているところであり、具体的な体制整備に向けて調整を進めていく。