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にいがた県議会だより第86号(本会議質問15)
一般質問(7月3日)
安沢峰子議員
(公明党)
アドベンチャーツーリズムの普及に向けた取組について
(問) コロナ後の観光として、サステナブルな旅と自然・アクティビティヘの需要が高まっている。県が本年度から推進しているアドベンチャーツーリズムは、海外で人気が高まっており、従来のように同じ観光地に人が集中することを避け、観光資源と人を分散できるとともに、観光客が様々な地域を訪れることで地方経済への貢献も期待でき、社会や自然に貢献したい人々の欲求も満たせるなど、多様な効果が期待できるとされているが、県内におけるアドベンチャーツーリズムの普及に向け、どのように取組を進めていくのか伺う。
(答) アドベンチャーツーリズムは、欧米の富裕層を中心に人気があるが、冬の湯沢や妙高などスキーエリアに集中していることから、通年観光と県内周遊を促進するため、その推進に向けた取組を進めているところである。
中でも、 トレッキングやサイクリングなどに人気があるが、本県では北海道など先進地域と比較して、受入体制などコンテンツが十分に整っていない状況である。
県としては、アドベンチャーツーリズムの普及に向けて、まずは、旅行者ニーズの把握を含め先進地域との比較分析を行った上で、自然や文化が豊富な佐渡を中心としたモデルコース作成とテストツアーを実施していく。