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にいがた県議会だより第87号(本会議質問15)
一般質問(10月2日)
柴山唯議員
(真政にいがた)
吉田特別支援学校の通学生への対応について
(問) 吉田特別支援学校の通学生については、発達障害や不登校、虐待など、様々な背景により不適応を起こして受診に至った子どもが多い。また、入院生が通学生になることや、通学生が一定期間入院生になることもあることから、通学生を医療と切り離して別の支援学校に移行させることは、子どもに対する教育的支援の観点から望ましくないものと考えるが所見を伺う。
(答) 吉田特別支援学校に在籍する通学生は、様々な背景から不適応を起こして、受診に至った子どもが多いことから、適切な教育を進める上で、今後も医療との連携が欠かせないと認識している。
このため、燕労災病院跡地に設置する特別支援学校へ移行した後も、主治医との定期的な協議や緊急対応時の相談等を行うことで、適切な教育が継続できるよう努めていく。
また、入退院を繰り返す児童生徒については、引き続き、吉田病院内において教育を行うことができるよう、分教室の設置について、関係部局と調整しているところである。