にいがた県議会だより第87号（本会議質問8）

（問）　文部科学省が発表した「公立学校施設における空調(冷房)設備の設置状況」によれば、令和4年9月時点で、県立高校における特別教室の設置率は38.9％となっており、高等学校の全国平均を下回っている。新潟県は、今夏全国トップクラスの猛暑となっており、生徒や教員の教育環境の充実を図るためにも、使用頻度の高い特別教室から速やかに冷房の設置を進めるべきだと考えるが、今後の方針について伺う。

（答）　特別教室の冷房設置率は全国平均を下回っているものの、普通教室の冷房設置率は、全国平均を上回っている状況となっている。
　特別教室については、これまで、静穏な環境の確保や室温管理が必要な図書室、情報処理室等に加え、周辺住民への配慮が必要な音楽室についても整備してきたところである。
　今後の特別教室の冷房設置については、普通教室で老朽化しているものも多いことから、これらの更新を含め、必要性や緊急性を勘案し、学校の要望を十分聞きながら、整備を進めていく。